ホームベーカリーの購入を考えているけど、どれが良いか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
筆者もその一人。
パンをつくったことがほとんどなく、ホームベーカリーは何を購入したらよいか迷いました。
そこで、購入したがパナソニックの「SD-MT4」です。
パナソニック「SD―MT4」は8つの便利な機能により初心者でも簡単にふわふわ食感のパンがつくれます。
実際に購入した筆者が「SD-MT4」の魅力を紹介します。
ホームベーカリーパナソニックSD-MT4の便利な機能
パンづくりは未経験、ホームベーカリは初めて使用する初心者にうれしい8つの便利な機能を紹介します。
「イースト自動投入」なら失敗知らず
イーストの扱いを間違えてしまいますとパンが膨らまなかったり、膨らみすぎたりしてパンの仕上がりが悪くなります。
★イーストの扱い方の注意点
- 季節や室温に影響を受けやすく、温度が高くなると発酵しすぎてしまう
- 最初からイーストと水分が触れてしまうと、発酵力がなくなってしまう
- 水分を含む塩やバター、卵なども最初から触れると発酵力がなくなってしまう
ということがあげられます。
パンを作る際は、季節や室温に合わせてパン生地の温度を管理し、水や塩など発酵に影響する材料と混ざらないようにしなければなりません。
初心者には気が重くなりますよね。
パナソニックSD-MT4ならイースト専用ケースがついていて、材料とイーストは別々にセットしますので、最初から水や塩と混ざることがありません。
また、室温温度センサーと庫内温度センサーで季節や運転時の室温の変化を検知し、最適なタイミングでイーストを投入してくれます。
だから、イーストの扱いに慣れていなくても簡単にふっくらしたパンが作れるのです。
「Wセンシング発酵」で一年中ふっくらパンを実現
イーストの自動投入で大活躍の「室温温度センサー」と「庫内温度センサー」が季節や運転時の温度の変化を検知し、「ねり」や「ねかし」、「発酵」時間を調節してくれます。
例えば、高温であれば、生地のねかしを長くして、発酵を短くして、逆に低温時はねかしを短めにして発酵を長くします。
2つの温度センサーで管理する「Wセンシング発酵」によって、一年中ふっくらしたパンに仕上がります。
レーズン・ナッツなどの具材が自動投入できる
パン屋やスーパでレーズンやくるみなどが混ぜ込まれたパンをよく目にすることが多いでしょう。
パン生地に具材を混ぜたいときは途中でホームベーカリーの蓋を開けて投入する必要があります。
具材を投入するときはブザーでお知らせしてくれる場合は多いですが、聞き逃さないよう注意が必要です。
しかし、場合によっては聞き逃して放置してしまったり、投入する時間が過ぎて自動で次の工程にすすんでしまったりして失敗する可能性もあるでしょう。
パナソニックSD-MT4には具材を専用のケースがあり、あらかじめセットしておけば、丁度よいタイミンで具材を混ぜてくれます。
「粗混ぜ機能」で柔らかい具材まで混ぜられる
チーズやベーコン、野菜など柔らかい具材は形がくずれてしまい、完成時に形が残らない場合があります。
粗混ぜ機能があると、形を残したまま混ぜ込みますので、見栄えが良くなりワンランク上のパンに仕上がります。
使用出来る具材の幅も広がりパンづくりがより楽しめるでしょう。
予約機能付きだから、朝食に焼きたてパン
朝食にパンを食べる人も多いでしょう。
パン好きなら焼きたてのパンが食べたいですよね。
予約機能がないと時間を逆算してスイッチを入れなければなりません。
そうすると深夜に起きてスイッチを入れるなんてこともあるでしょう。
予約機能があれば、完了時間を好きな時間に合わせられますので、いつでも焼きたてのパンが食べられますよ。
インバーターモーター機能なら、パンの種類によってねりの速度を合わせてくれる
インバーターモーター機能とは、パンの種類に合わせて「ねり」の速度を自動に変えてくれますので、失敗なく多彩なメニューがつくれます。
マーブルパンのように2色をきれいに仕上げたい場合は低速ねり、60分でパンを仕上げるメニューでは高速ねりとなります。
自分でねりの速度を調節する必要がないので、初心者にはおすすめです。
オートメニューの種類が豊富
オートメニューとは、ボタン一つでさまざまな種類のパンが自動に作れるメニューのことです。
一つひとつのメニューにはそれぞれの工程がプログラムされていますので、メニュー通りにつくれば失敗はほとんどありません。
パナソニックSD-MT4には41種類のメニューがあります。
一つのメニューを基本に複数のアレンジレシピがありますので、さらにバラエティーに富んだパンがつくれます。
ライ麦パンや米粉パン、ブリオッシュ、低糖質パンなど多種類にわたるので、気になるパンがあればぜひつくってみたいですね。
また、パン生地もつくれますので、自分で成形してオーブンなどで焼くことも可能です。
パン以外にもケーキや、お餅や甘酒、ジャムなどもつくれますので、食事づくりの時間短縮もできそうです。
遠赤外線フッ素加工のパンケースだから焼きムラが目立たない
パン作りにおいて焼成は重要な工程の一つです。
遠赤外線の効果は熱効率の良さで、庫内全体に熱が伝わるため、焼色がほぼ均一になります。
実際に焼いたら、蓋を開けた瞬間、パンの山がいつまでも眺めたくなるほど黄金色に輝いていましたよ。
ホームベーカリーパナソニックSD-MT4でパン・ド・ミを作ってみた
オートメニューのなかでもパナソニックの看板メニューの一つが「パン・ド・ミ」です。
パン・ド・ミとは、フランス語で「中身のパン」のことをいいます。
薄くパリッとしたクラスと(皮)とソフト感あふれるクラム(中身)はキメが細かくなめらかな食感です。
実際、焼き上がったパンをカットしたときは、あまりにも中身がふわふわで、パンがブルブル震えるほどでした。
焼き上がった時の香りは、スイート感あふれる香りが部屋中に広がります。
また、少ないイーストで時間をかけて作り上げるので、イースト臭もなく素材そのものの風味が愉しめます。
パン・ド・ミのソフト感とキメの細かさは、生地の水分量が多いためです。
生地の水分が多いことから扱いが難しく、室温や湿度といった発酵管理が必要です。ホームベーカリーのボタン一つで簡単に美味しいパン・ド・ミがつくれてしまうのが魅力ですね。
パナソニック・ナショナル食パンミックスなら誰でも手軽にパンが作れる
パナソニック・ナショナル食パンミックスとは、粉や砂糖、イーストなどの材料のことです。
計量の必要がなく、そのままホームベーカリーに入れて水を加えるだけですので、手軽にパンがつくれます。
ホームベーカリを購入した日に、パナソニック・ナショナル食パンミックスで一番初めにパンをつくったのは夫です。
水以外、面倒な計量が必要ないので普段料理をしない人でもつくれます。
時間がないときにパッとつくれるのもうれしいですね。
ホームベーカリーパナソニックSD-MT4のデメリットはあるの?
デメリットといえば、メニュー数が多いので、メニュー番号の押し間違いですね。
うっかり、前回セットしたままで異なる材料のメニューを押してしまうことがありますので、注意が必要です。
また、パン工程の「ねり」や「発酵」、「焼成」が独立している「マニュアル機能」がついていないため、同じパナソニックから発売されているSD-MDX4より、つくれる生地のメニューが少なくなっています。
もちろん、基本のパン生地はつくれますので、バターロールや、クロワッサン、ベーグルなどにアレンジは可能です。ピザ生地やナンもなどもできますよ。
マニュアル機能がついていると、自分で「ねり」の強弱や「発酵」の時間が調節できますので、好みのパンが作りたい人や、生地だけを作って、「焼成」はオーブンでという人にはパナソニック「SD-MDX4」がおすすめです。
まとめ
ナソニックホームベーカリーSD-MT4は、パンつくりを失敗したくないという人にうれしい便利な機能がついているので、初心者にはおすすめです。
ホームベーカリー初心者におすすめの便利な8つの機能は、
- 「イースト自動投入」で失敗知らず
- 「Wセンシング発酵」で一年中ふっくらパンを実現
- レーズン・ナッツなどの具材が自動投入できるから手間が省ける
- 「粗混ぜ機能」でやわらかい具材まで混ぜられる
- 予約機能付きだから、朝食に焼きたてパン
- インバーターモーター機能なら、パンの種類によってねりの速度を合わせてくれる
- オートメニューの種類が豊富
- 遠赤外線フッ素加工のパンケースだから焼きムラが目立たない
特にパン・ド・ミは、生食に向きで、風味や食感をぜひ一度試してほしいおすすめのパンです。
パンの素材がより愉しめますよ。
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